[2019年11月1日更新]
幻想再帰のアリュージョニスト
作者:最近
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掲載先
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小説家になろう |
ジャンル
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SFファンタジー |
オススメ傾向
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文 章
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人 称
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一人称 |
ひとこと
サイバーパンクな主人公がファンタジー世界(オカルトパンク世界)に転生する話。
読者を圧倒する世界観と、それを伝える文体が楽しい作品。
サイバーパンクな世界に暮らす主人公は、流行りの異世界転生遊びをやってみることに。
「出来るだけキツイ異世界がいい。とびっきり悲惨で、とびっきりハードなやつが」と言って転生した矢先、片手をもがれて窮地に陥るシビアさがシブイです。
チートはサイバネ義肢の右手と、そこにインストールされたアプリのみ。
情動管理アプリで感情をコントロールし、アプリ『サイバーカラテ道場』の補助を受けて、胡散臭いカラテをふるって戦う。
話の筋は、迷宮を舞台とした勢力争い。
かと思いきや、第二部からオカルトパンクな世界観が展開しだしたりと、どんどんストーリーが変わっていきます。
……作品の概要を説明するのが難しいです。
どんどんストーリー(というか設定)が展開し、それが、しかも類を見ない新しいものなので。
作風が独特なのでニッチで、そして、熱狂的なファンの多い作品です(こんなWikiが作られるほど)。
あらすじ(掲載元より引用)
異世界転生保険とは契約者本人を受取人として、保険量(インシュランス・クオンタム)である新たな人生を給付する制度である。無事支払い条件を満たしていたのはいいが、新たな世界で目を覚ますと何やら開幕から左手を怪物に食い千切られているという大惨事。おまけに原因不明のトラブルで言葉も通じないわ、現代日本の技術を異世界に持ち込んでしまうわで第二の人生は開始早々に前途多難。戦わなければ生き残れない仄暗い迷宮で、片腕を失った男は現代日本の技術を駆使して戦うことを決意する。現代日本の技術――すなわち、サイバネティクスの粋を集めた、機械義肢とサイバーカラテを。