【コラム】夏目漱石の小説論

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[2019年3月23日更新]


どういう小説を書くべきか。小説とはどうあるべきか。
そんな小説論を問えば、十人十色の答えが返ってきます。
今回は夏目漱石の小説論をご紹介します。

小説において筋は第一要件である。文章に苦心するよりも背景に苦心するよりも趣向に苦心するのが小説家の当然の義務である。したがって巧妙な趣向は傑作たる上に大なる影響を与うるものと、誰も考えている。

(夏目漱石『写生文』より)

ひとこと

文章表現よりも何よりも、気の利いたストーリーが一番だよっていうことですね。
なお、上の文章は写生文(写生によって物事をありのままに書こうとする文章)について論じたものです。
現実をありのままに描くのが写生文なのだから、ストーリーなんか無くって良い。そうすると、小説を読んでる人には物足りなく感じるだろうが、気にするこたぁないよ! って言ってます。

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